本記事では、鶴田鉄筋工業の主力業務『場所打ち杭鉄筋加工/鉄筋カゴ製作』について詳しくご説明いたします。
実際の作業の様子をよりリアルに感じていただけるようにまとめておりますので、ぜひご覧ください!

場所打ち杭鉄筋加工/鉄筋カゴ製作の作業の流れ

1.主鉄筋を型枠に乗せていく

2人1組となり、主鉄筋を所定の位置に配置していきます。
鉄筋カゴの製作は規模の大きい加工作業になりますので、1人にすべてを任せるということはありません。
ペアと意思疎通を図りながら作業を進めていきます!

 

2.補強リングを所定の位置に取り付ける

補強リングとは、場所打ち杭において鉄筋カゴの形状を確保してくれているものです。
H型鋼、等辺山形鋼、FB(フラットバー)等さまざまな種類があるため、製作する鉄筋カゴの大きさにあったサイズを取り付けていきます。

3.上型にも主鉄筋を乗せていく

1.もそうですが、3.も簡単な作業に見えて意外と力がいる作業です。
ケガがないように慎重かつ丁寧に鉄筋を配置していきます。
弊社社員は阿吽の呼吸でテンポよく作業を進めています。

 

4.フープ筋を加工する

さっとやっているように見えますが、こんなにもきれいな円形に仕上げるのは至難の業!
これぞ、プロの技です!
「フープ筋」とは、帯筋(おびきん)とも呼ばれる鉄筋のことで、柱の主鉄筋を拘束するように囲んでいきます。
形は円形と矩形があり、柱の形などでどちらを使用するか決めていきます。

 

5.フープ筋を入れていく

加工したフープ筋を主鉄筋の外側に「たが」をはめるような形で、一定の間隔を空けて水平方向に巻いていきます。
鉄筋コンクリート造においては、主鉄筋がコンクリートによる圧縮力や引っ張りなどさまざまな力を一点に受けています。
それにより主鉄筋がバラバラになったり、破壊されたりしないようにするためにフープ筋が存在しているため、5.の作業は鉄筋カゴの強度を高めるために必要不可欠です!

 

6.フープ筋を溶接で固定していく

柱の形状にぴったりと合うようにぐっと力をかけ、フープ筋の形を整えます。
まずは端を溶接でしっかり固定し、ずれないようにしていきます。
あとは数をこなしていくのみ。ココは頑張り時です!

 

7.フープ筋が外れないように、規定の長さまでさらに溶接で固定していく

『フープ筋の重なった部分が外れることがないようさらに溶接で固定する』という大事な一手間を加えます。
「細部にまで気を配る」ことで、他社に負けない完成度の高い鉄筋カゴを実現できています。

 

8.結束でフープ筋を固定する

固定に固定を重ね、最後の最後まで仕上がりに徹底的にこだわっていきます。
何気ない作業に見えますが、実は職人の技が存分に発揮されています!
弊社社員の早業をぜひご覧ください!

 

9.出来上がり

 


鉄筋カゴの組み立てや補強リングなどの加工・製作には高い精度や技術が必要とされます。
何十メートルにもなる鉄筋カゴであっても、途中のゆがみや強度不足などは許されません。
所定の長さで形を保ったまま、継ぎ目の強度や必要なかぶりを確保するには、鉄筋カゴ自体の組み立て技術はもちろん、補強リングなどの材料も狂いなく、きちんとした精度で作られたものを使用する必要があります。

弊社には20年以上の業歴を誇る代表をはじめ、高い技術力と豊富な知識、多くの実績を持つ社員が在籍しております。
今後も鶴田鉄筋工業は、地域の皆さまに貢献していけるよう、技術面を含め多角的に進化を遂げてまいります。
最後までご覧いただきありがとうございました。


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